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《POST MATCH INTERVIEW》

■相馬朋和監督

ここまですっきりしない戦いが続いていましたが、今日は自分たちのやってきたことを出すような対抗戦最終戦にしようと言って臨みました。80分間通して、学生たちがもう一度、自分たちにフォーカスして、自分たちの持っているものを出し切ってくれたのかなと思います。
今日はみんなが躍動していたと思います。何かを待っているとか、誰かに委ねるとか、そういうことではなく、一人一人が自分の意志で走っているのが見えました。私自身、見ていてとても興奮しましたし、頼もしくもありましたし、スコアとは別に、純粋に、見ていて楽しかったです。
今日の試合に向けては、本当に力を出し切ってほしいという思いだけでした。そのためにも、自分たちがやるべきことにフォーカスして、いかにそれをやり切れるかということを伝えてきたつもりです。学生たちはそれを理解し、表現してくれたと思います。
大学選手権についてはまだどの順位枠に入るかわかりませんが、これは我々がコントロールできることではないので、どの順位に入っても目の前の試合で自分たちにフォーカスして、いいパフォーマンスをすることを突き詰めてやっていきたいと思っています。
大学選手権に向けては、試合をすればするほど学生たちは成長するので、3回戦からの出場になって1試合多くなるとしても、それはむしろ大きなポジティブ要因だと思います。大阪で試合をすることになっても、遠征経験の少ない今の学生たちにとってはいい経験ができますから、ポジティブ要因しかないと思っています。
練習と試合を繰り返しながら、何が大切かをもう一度、再認識しながら、チームで一つの絵を見られるようになっていってほしいと思っています。

（文／木村俊太・写真／志賀由佳）