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全日本大学空手道選手権大会で3冠を達成しました

全日本大学空手道選手権大会で3冠を達成しました

2021年11月21日(日)、日本武道館(東京都千代田区)にて行われた第65回全日本大学空手道選手権大会において、帝京大学空手道部が男子団体形、女子団体形、男子団体組手の3部門で優勝し、3冠を達成しました。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となった本大会は、無観客試合ではありましたが、2年振りの開催となりました。
女子団体形は11連覇、男子団体形は2連覇を達成、男子団体組手については12年振りとなる優勝に輝きました。女子団体組手は準決勝で惜しくも敗退し、第3位の成績を収めました。

女子団体形は、石橋咲織(医療技術学部4年)、籔本光咲(医療技術学部4年)のレギュラーメンバー2人が、アラブ首長国連邦・ドバイで開催のWKF第25回世界空手道選手権大会に出場するため、全日本初出場となる三澤可奈(医療技術学部3年)が中心となる新チームで臨みました。4年生が出場できない状況で、連覇の重圧を抱えながらも、日頃の練習の成果を発揮し、3人の息の合った演武で優勝をつかみ取りました。
男子団体形は、10月の関東大学空手道選手権大会に続き、ライブ配信用のカメラが揺れるほどの力強さと安定感を兼ね備えた演武を披露し、決勝でも対戦相手を圧倒しました。

12年振りの優勝に輝いた男子団体組手について、空手道部の香川政夫師範は「1試合目から決勝くらいの気持ちで臨んだ結果が優勝に繋がったと思う。決勝を含めた6試合、出場メンバーをほぼ変更せず、一切手を抜くことなく全力で立ち向かった」と話し、ここ数年準優勝2回、3位が6回と優勝まであと一歩のところで涙を飲んできた男子組手陣の活躍に「本当に嬉しい瞬間だった」と喜びがあふれました。一方、準優勝で敗退した女子団体組手については、責任を感じ自分を責めている学生の姿に「悩み、苦しむことが人間を成長させる。自分自身で考え抜くことが大切であり、今後への可能性に繋がっていく」とねぎらいの言葉がありました。
本大会を最後に4年生は引退しますが、ここまで築き上げてきたチーム力は後輩への大きな財産となり、新チームへの期待にも繋がります。今後とも空手道部に温かい応援をよろしくお願いします。

主な成績
■形
男子団体:【優勝】帝京大学 【準優勝】同志社大学 【第三位】国士舘大学/千葉工業大学
女子団体:【優勝】帝京大学 【準優勝】慶應義塾大学 【第三位】同志社大学/関西大学

■組手
男子団体:【優勝】帝京大学【準優勝】京都産業大学【第三位】近畿大学/駒澤大学
女子団体:【優勝】近畿大学 【準優勝】京都産業大学 【第三位】帝京大学/同志社大学

■優秀選手賞
山本 匡悟(医療技術学部4年)
小川 竜輝(医療技術学部4年)
池田 蓮(医療技術学部3年)
鈴木 晃成(経済学部3年)
宮﨑 光(医療技術学部3年)
澤江 優月(医療技術学部3年)

詳細は以下をご覧ください。
https://www.jukf.org/modules/d3downloads/index.php?page=singlefile&cid=22&lid=1000