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全日本大学空手道選手権大会の団体形で男女ともに優勝し2冠を達成しました

全日本大学空手道選手権大会の団体形で男女ともに優勝し2冠を達成しました

2023年11月19日(日)、日本武道館(東京都千代田区)にて行われた第67回全日本大学空手道選手権大会において、帝京大学空手道部は男子団体形、女子団体形の2部門で優勝し、男子は4連覇、女子は13連覇を達成しました。また、男子組手・女子組手ともに第3位の成績を収めました。

男女ともに団体形は、第1ラウンドから圧倒的なポイントを獲得し、決勝にいたっては、形を実践する「分解」を披露すると、観客からどよめきが聞こえるほどの存在感を示しました。団体組手に関しては、10月の関東大学空手道選手権大会で男子5位、女子3位と悔しい結果に終わり、雪辱を胸に臨んだ全日本となりましたが、2年連続4冠を達成するという目標は果たせませんでした。

ここまで部を率いてきた4年生は、入学した年がコロナ禍で世の中が揺れているときで入寮後すぐに帰省するなど、不自由な期間が長かった学年です。さまざまな思いを持ちながら臨んだ全日本終了後には悔しい表情、涙も見せていましたが、ここまで空手道部の一員としてやり切った表情にも見えました。表彰式終了後には、遠方からかけつけた保護者や卒業生とともに笑顔で写真に収まりました。

団体形での2冠を成し遂げたことについて、本学空手道部の香川政夫師範は「団体形のメンバーは全体練習で不足した部分などを自主練習にて補いながら、全日本に向けて形と真剣に向き合ってきた。この質の高い練習量は部全体が見習わないといけないと感じている。今後の学生たちにも期待したい」と話しました。

本大会を最後に4年生は引退しますが、ここまで築き上げてきたチーム力は後輩への大きな財産となり、新チームへの期待にも繋がります。今後とも空手道部に温かい応援をよろしくお願いします。

主な成績
■形
男子団体:【優勝】帝京大学 【準優勝】駒澤大学 【第三位】国士舘大学/同志社大学
女子団体:【優勝】帝京大学 【準優勝】同志社大学 【第三位】慶應義塾大学/国士舘大学

■組手
男子団体:【優勝】近畿大学工学部【準優勝】近畿大学【第三位】帝京大学/駒澤大学
女子団体:【優勝】京都産業大学 【準優勝】東洋大学 【第三位】帝京大学/国士舘大学

■優秀選手賞
田中 隆(医療技術学部3年)
佐藤 琴美(医療技術学部1年)


















(撮影:川本聖哉)