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日本選手権大会2回戦・東芝ブレイブルーパス

日本選手権大会2回戦・東芝ブレイブルーパス

2012/03/05

悔しさと自信を胸に、次なる挑戦へ


3月4日(日)・熊谷ラグビー場
●帝京大学 19-86 東芝ブレイブルーパス○



《帝京》
1吉田 2白 3辻井⇒前田(龍)⇒佐藤 4ボンド⇒小瀧 5マニング 6大和田 7松永(浩) 8河口⇒木下
9滑川 10森田 11荒井  12南橋⇒橋口 13中村(亮) 14小野⇒南藤 15竹田

《東芝》※先発のみ
1三上 2猪口 3浅原 4望月 5梶川 6リーチ 7中居 8豊田 9藤井 10ヒル 11伊藤 12オト 13吉田
14廣瀬 15宇薄

日本選手権2回戦の相手は、トップリーグ・ラウンドロビー第2位の東芝ブレイブルーパス。言うまでもなく強敵だが、帝京としては自分たちの力を出し切ることで、どこまで通じるか、またどこが通じないかを知る上でも貴重なビッグゲームとなる。とにかく“出し切る”ことで、しっかりとチャレンジしたい。


【前半戦】
キックオフ直前。この4年間を全速力で駆け抜けてきた、森田が、滑川が、南橋がロッカルームから一歩一歩ピッチへと歩を進める…。目を充血させ、その想いをこの一戦にかける。意気込みは体から表情からヒシヒシと伝わってくる。いよいよチャレンジへのキックオフが開始される。
その想いのまま、開始早々から果敢に攻める帝京。キックオフのボールをキャッチすると、大学選手権決勝以来、2ヶ月ぶりの実戦となるLOボンドが前進。ラックからBKに展開して攻める。再度のラックから、SH滑川が仕掛けて前進を図るが、ここはつかまり、攻めきれない。

ここからは逆に相手に攻められる展開になる。東芝の接点での強いプレッシャーに対して、帝京も勝負を挑むが、紙一重のところでオーバーザトップの反則を取られてしまう。地域を後退させられ、ラインアウトからモールで攻められる。一度は耐え、ボールが出るとSO森田らのタックルで止めるが、やはり接点での圧力から再度反則を取られてしまう。ゴール前5mでのラインアウトからモールで押し込まれ、トライを献上してしまう苦しいスタートとなる。

その後もWTB荒井、CTB中村(亮)らの好タックルで東芝の攻撃を止めるが、止めてもしっかりと継続してくる東芝。最後は外に振られて、トライを奪われる(0-10)。

だが、このまま一方的な展開にするわけにはいかない。帝京の選手たちの集中力が一気に高まる。直後、チャンスがやってくる。BK展開で攻める帝京。接点で圧力をかける東芝に対して、帝京も負けじと圧力をかけ返す。すると、東芝がラックでハンドの反則。中村(亮)の好タッチキックでゴール前へ。東芝がラインアウトで反則し、フリーキックを得ると、迷わずスクラムを選択。帝京FWがスクラムでプレッシャーをかけると、東芝がコラプシングのペナルティを犯す。

ここで一瞬の間ができる。SH滑川はこの一瞬を見逃さなかった。クイック・リスタートから自ら仕掛けると、最後は相手ディフェンスをかいくぐってトライ。コンバージョンキックも決まって、7-10と3点差に迫った。

滑川はこう振り返る。
「最初から、ペナルティがあったらすぐに行こうと狙っていましたが、うまく前があいてくれたので、思い切って行きました。つかまりかけましたが、トライになってホッとしました。」

いい流れをつかむきっかけとなりそうなトライだったが、東芝の攻めも厳しい。展開からの前進はタックルで止めるが、モール攻撃は止められない。厳しい攻めに反則も重なり、地域を奪われる。そして、モールで連続して攻められ失点してしまう(7-17)。

それでもひるまず、前に出続ける帝京。帝京、東芝ともに接点での激しい攻防を繰り広げる。CTB南橋、中村(亮)らが強さを見せて前進するも、東芝の厳しい守りにターンオーバーを許してしまう。だが、帝京も接点でプレッシャーをかけ、No8河口がターンオーバー。この攻防の激しさにスタンドが沸く。

31分には大きな見せ場がやってくる。東芝ボールのスクラムにFW陣がプレッシャーをかけ、ターンオーバー。BKへ展開し、中村(亮)が前進。そのまま飛び込んでトライを奪う。14-17と再び3点差に迫る。


FWリーダーのHO白はこう語る。
「前半はスクラムからのトライなど、自分たちの中でいい手応えがありました。」

36分、東芝のカウンターアタックを止め切れずに失点するが(14-24)、前半終了間際の東芝のしつこいモール攻撃はしっかりと防ぎ切ってハーフタイムの笛が鳴る。


【後半戦】
前半戦はトップリーグの上位チーム相手に大健闘。10点差がついているが、何度も3点差に詰め寄る接戦を演じた。

東芝の和田賢一監督は前半についてこう語っている。
「学生相手に社会人が小手先だけのうまいラグビーをしようとすると苦戦する傾向があるので、シンプルで激しい東芝ラグビーをしようと思っていました。前半、特に帝京大学さんがブレイクダウンで低く、激しいプレーをしてきたので、大学チャンピオンとしてのFWのこだわり、メッセージを強く感じました。それによってボールを動かすことができず、苦戦しました。」

後半も前半のような厳しいプレーを続け、この点差を維持していければ、最後まで試合の行方がわからないゲームとなることだろう。

だが、岩出監督はロッカールームに戻ってきた選手たちを見て、これまでに受けたことのない選手たちの表情を感じ取っていた。

「戻ってきた選手たちが肩で息をしているなど、大学生相手のゲームでは見たことのないような疲労感が見えました。みな、気持ちの部分では奮い立とうとしているのがわかりましたが、体がついていけるかどうかわかりませんでした。」

前半の接点での激しい攻防は、選手たちの体にこれまでとは異質の疲労をじわじわと溜めていったのかもしれない。正直、大学選手権決勝からの2ヶ月間という期間と、また精神的な持っていき方の難しさも、影響していたことは拭えないだろう。

この不安は、後半開始早々からの東芝の怒涛の攻めという形で現実となってしまう。開始2分、モールからトライを奪われてしまうと、そこからは常に守りに回らざるをえなくなる。帝京がボールを持って攻めるという場面がほとんど見られなくなってしまう。

東芝の攻撃を必死のタックルで止めるが、ボールを継続され、攻め続けられてしまう。接点に人数をかけざるをえなくなると、当然、外側のディフェンスが足りなくなる。そこへ展開されてトライを奪われる。

やがて、疲労は限界を越え、ディフェンスの足が止まる。タックルしてもボールはつながれ、人が足りなくなる上に足の動きも鈍る。そこを突かれて失点。

数少ない攻撃シーンでは、やはり接点でからまれる。また、河口が好タイミングで走り込み、突破したかに見えたが、惜しくもスローフォワードの判定でチャンスを逸してしまう。

後半だけで10トライを喫し、大量リードを許してしまうが、それでも帝京は必死にタックルに行き続ける。そこには意地とプライドがあった。

SO森田キャプテンはこう述べる。
「今日はまずは勝敗。次にいいプレー。そして、もし僕たちのプレーがうまく通用せず、ディフェンスに徹することになった場合、それでも歯を食いしばって、意地とプライドでタックルに行き続けようという3段階での目標を設定して臨みました。トライを取られても、そのたびにゴールポストの下で『意地とプライドを見せよう』とみんなに言い続けてプレーしていました。」

その、意地とプライドを最後の最後に、もう一度見せてくれた。東芝のコンバージョンキックとほぼ同時に試合終了のホーンが鳴る。あとワンプレー。そこから帝京はしっかりと継続して前進する。

全員でゴール前までボールを運ぶと、モールを形成。そのまま押し込み、最後はHO白が押さえてトライ。19-86でノーサイドとなった。

後半、大差がついてしまったが、前半は「勝敗」の部分での目標達成も狙えるほどの好ゲームを見せてくれた。前半の手応えと自信、そして後半の悔しさを胸に、4年生は社会人、3年生以下は新チームという、それぞれ新たなステージへと進んでいくことになる。
この1年間、そして4年生にとっては4年間、本当に激闘の日々だったことだろう。そして、彼らは新たな伝統とともに結果をもチームにもたらしてくれた。3連覇という金字塔、そして新たな伝統の襷は、後輩たちに引き継がれる。

 

《試合後のインタビュー》

■岩出雅之監督
「今日は熊谷ラグビー場まで、多くの方々が足を運んでくださいました。皆様の応援がこの1年間、選手たちの大きな力となりました。
ゲームの方は、1回戦からレベルの上がる対戦相手に対して、これまでやってきたことをどれだけ出し切れるか、あるいは社会人に進む選手も含めてこれから先に向けてどれだけ次につなげられるかを考えて臨みました。前半はいいところも数多く出ました。後半はもう一度奮起を促して送り出したつもりでしたが、残念ながら力の差が出てしまいました。こうしたゲームはなかなか体験できませんので、今日得た感覚を生かして、4年生は社会人としての次のステージで、3年生以下は次のシーズンへ向けての財産としてほしいと思います。
東芝さんが最後まで手を抜くことなく、われわれにすべてをぶつけてきてくださったことに対して、とても感謝するとともに、われわれもそうしたチームスタイルになっていけるようなチャレンジをしていきたいと思っています。
最後になりましたが、今年1年、たくさんの応援・サポートをしてくださいました皆様、本当にありがとうございました。来年度もまた、今年度のチームに追い付き、追い越せるように、日々、積み重ねをしていきたいと思っておりますので、引き続きこれまで同様のご支援、ご声援をお願いいたします。」

■スクラムの柱として最後まで体を張り続けた・PR吉田康平(4年)


「敗れはしましたが、トップリーグ上位の東芝さんに対して、自分たちが通用した場面もありました。そこは自分の今後にも生かせる部分だと思います。できなかったところは次への課題として、社会人になってからでも精進していきたいです。すべての試合を終えて、ともに生活しながら自分を成長させてくれたチームの仲間たち、そして監督・スタッフの方々に感謝したいと思います。」

■FWリーダーとして最後まで戦い続けた・HO白隆尚(4年)


「今日の試合は特にFWとしてはスクラム、ブレイクダウン、ラインアウトで挑戦していきたいと思い臨みました。前半はいいスクラムが組めて、自分たちの中で手応えもあったのですが、後半はこれがトップリーグのチームだという差を体感させられました。この日本選手権に向けて、試合に出ない4年生たちも、試合に出る選手たちと同様のモチベーションで常に練習に参加してくれました。最後までいい姿を見せてくれた仲間たちに感謝したいです。」

■先発出場でスクラムで体を張った・PR辻井健太(4年)
「今日は東芝さんのフィジカルの強さに『さすがトップリーグ』と思い知らされました。帝京大学も大学の中では強力FWとしてフィジカル面を誇ってきたつもりでしたが、東芝さんの強さはすごかったです。前半はいい形でチャレンジできていたのですが、後半は相手の厳しい攻めに、ディフェンスが後手後手に回ってしんどいゲームになってしまいました。後輩たちには、まずは今年のチームに追い付き、追い越してほしいと思っています。追い越すことができれば4連覇も見えてくると思うので、仲間と一致団結して頑張ってほしいと思います。」

■攻守にわたり地道に貢献・LOティモシー・ボンド(4年)


「今日はみんなとても頑張っていましたが、最後は負けてしまって悔しいです。この4年間はとても幸せで、自分としてはとても成長できた4年間でした。責任感など、精神的な面で成長できたことは自分にとってとても大きなことでした。帝京大学と岩出監督、チームの仲間たちにもとても感謝しています。」

■素早い反応でトライを奪った・SH滑川剛人(4年)


「今日は最初から『勝つ』と決めて試合に臨みました。前半はいい試合でしたが、後半は実力差が出てしまい、大差がついてしまって悔しいです。でも、本気でやれましたし、後輩たちには、来年、この差をどれだけうめられるかを考えて練習に励んでほしいですし、自分はトヨタ自動車に入って東芝さんをどうやって倒すかをこれから考えていきたいです。また、後輩たちにはこれまでどおり、自分たちの代を越えようとして練習していってくれれば、きっと4連覇も見えてくると思うので、一日一日を大切にして、おごらず、また満足することなく、やっていってほしいです。」

■試合3日前に練習に復帰した・CTB南橋直哉(4年)


「4年間やってきたことを出し切ろうという気持ちで戦いました。前半はみんないいタックルをして、いいゲームができたのですが、後半は接点の部分で強さを見せつけられてしまいました。また、自分はケガで練習を休んでいたこともあり、体力的にもあまり動けていなくて、特に後半はチームに貢献できず悔しいです。相手の圧力を強く感じるところもありましたが、自分たちもしっかり前に出ることによって通用した部分もあったので、そういった収穫を得られたことは自分の将来のためにもいい経験になったと思います。」

■苦しい場面での出場も最後まで全力でプレーした・PR佐藤啓示(4年)
「今日は負けてしまいましたが、全員、最後までタックルに行っていましたし、気持ちの入ったプレーをしてくれたと思います。苦しいときも楽しいときも一緒に過ごして、一緒に喜び励ましあってきた仲間たちとは、卒業しても全員、仲間でいたいと思っています。」

■劣勢からの途中出場で流れを変える役割を担った・PR前田龍佑(4年)
「自分としてはFW第一列の吉田、白らと一緒にスクラムにこだわってやったつもりなのですが、東芝さんのFWに思っていた以上に力の差を見せつけられてしまいました。スクラムトライを取られたのは本当に悔しいですし、みんなに申し訳ないです。帝京大学での4年間は、自分の人格を変えてくれるほどの大きな4年間でした。自分の人生が大きく変わったこの4年間の経験は、社会人になったときに必ず役立つと思います。」

■後半、攻守にわたって体を張った・CTB橋口功(4年)


「多くの方々のサポートのおかげで今日までラグビーをやってこられました。本当に感謝しています。学生コーチとしての経験も、チーム、後輩たちのサポートをしていく中で、僕自身もチームプレーを理解することができましたし、ラグビースクールで子どもたちを教えたことも、スクールの子たちの応援が今日の試合でも力をくれましたし、各試合でも力をもらい、すばらしい経験をさせてもらいました。こうした経験をさせてもらえたことに、帝京大学に岩出監督に皆様に感謝したいです。」

 

《PICK UP PLAYERS》

今日の経験を一人一人が次へのチャレンジにつなげてほしい
SO 森田佳寿(キャプテン・4年生)



MORITA YOSHIKAZU
1989年5月14日生まれ
医療技術学部スポーツ医療学科
御所工業高校出身
身長172㎝/体重83㎏/血液型O型

■今日のゲームはどのような気持ちで臨んだのでしょうか。
「この一年間積み上げてきたことが、トップリーグ相手にどこまで通用するのか、また通用しない部分があっても、思い切りチャレンジすることでどれだけの差があるのかを体感しようといって臨みました。また、学生代表、そして部員136名の代表として、とにかくタックルに行こうといって臨みました。」

■ゲームを終えたいまの気持ちを教えてください。
「自分たちの積み重ねてきたことが通用した部分もあり、通用しなかった部分もありました。結果は、東芝さんの力の前に負けてしまいましたが、反省点も悔しい気持ちも、4年生は次の社会人のステージへ、3年生以下は来年以降の帝京大学でのラグビー人生に生かしていけたらいいなと思っています。」

■通用したところ、しなかったところというのは、具体的にはどんなところだったのでしょうか。
「自分たちの集中力が高く、勢いに乗っていけた前半は、タックル、ブレイクダウンでのチャレンジがしっかりできていたと思います。ディフェンスでも、前に出ること、ブレイクダウン周辺での圧力をかけることができていたので、競った戦いができました。ボールを動かしながらスペースを探して、力強いランニングで戦うという部分もチャレンジできていたので、こういった部分は通用したところと言えると思います。対して、後半のフィットネスの差や、東芝さんの力強さでセットプレーも含めて劣勢になり、最終的にあのようなスコアになってしまったことは通用しなかった部分になると思います。」

■4月からは今日の対戦相手の東芝の一員となるわけですが、東芝の印象を聞かせてください。
「ラグビーの強さはもちろんですが、試合に臨む姿勢、チームスタイルがすばらしいと感じました。次の試合を見据えてということもあるでしょうが、僕たち学生相手にもほぼベストメンバーで臨んでくださり、最後まで軽いプレーも集中力の切れたプレーもなくやり切ってくださいました。そういった姿勢がすばらしいと思いました。」

■大学生活4年間を振り返って、どんなことが思い起こされますか。
「いろいろありましたから、いま一言で振り返るのは難しいのですね。すごく抽象的な表現になりますが、本当に『幸せ』な4年間でした。悔しい思いもいっぱいしましたが、いろいろな積み重ねをしながら、仲間とともに大きな喜びをともに感じて、なおかつ自分も成長させてもらい、本当に幸せな4年間でした。」

■では、4年間で一番の思い出と言えば何でしょうか。
「初優勝、V2、V3とそれぞれ大きな喜びがあるのですが、振り返ると1年生のときに滑川と一緒にハーフ団を組んで出場した慶應大学戦を思い出します。自分のミスもあり、引き分けという結果もあり、すごく悔しい思いをした試合なのですが、そういう悔しい思いが強く印象に残っています。そういう悔しさがあったからこそ、ひたむきに積み重ねをしてこられて、みんなで喜びを味わえたのだと思います。」

■残り少ない大学生活、どのように過ごしたいですか。
「後輩に向けて何かを伝えられる時間もあと少ししかありませんが、しっかりとしたことを伝えてあげたいですし、僕自身としては新人としてトップリーグにチャレンジしますから、それに向かって万全の準備をしていきたいと思っています。」

3連覇という偉業を成し遂げるために、常に先頭に立ってチームを牽引してきた森田キャプテン。最終学年ではその重責と責任感の強さからか、やや頬もこけるほど己を奮い立たせ鼓舞し、チームを率いてきた。全力で駆け抜けてきた1年を終えた彼には、束の間の卒業までの学生生活でしばし骨休みをしてほしい。誰からも慕われる『ヨックン』は間違いなく帝京で一回りも二回りも大きく成長した。そして卒業後は今日の対戦相手、東芝に入社することとなる。すでにその自己イメージもできているようだ。これからも帝京で培った4年間の経験を生かし、さらに大きく羽ばたいてくれるに違いない。
 

《NEXT MATCH PREVIEW》

今シーズンの公式戦はすべて終了しました。新チームの始動などに関しましては、また当サイトにてお知らせさせていただきます。
新シーズンも帝京大学ラグビー部への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。



(文/木村俊太、写真/志賀由佳)
 

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