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2020/10/4【 関東大学対抗戦A 】vs日本体育大学 マッチレポート

2020/10/4【 関東大学対抗戦A 】vs日本体育大学 マッチレポート

2020/10/06

2020/10/4【 関東大学対抗戦A 】vs日本体育大学 マッチレポート

《 試合経過 》
前半
6分 【 帝京大学 】 トライ ゴール前スクラムトライ 8奥井トライ 15奥村ゴール成功 7-0
11分 【 帝京大学 】 トライ 中盤から10高本が相手のギャップを突き最後は14木村に繋ぎトライ 15奥村ゴール成功 14-0
14分 【 帝京大学 】 トライ ゴール前ラックから2江良のトライ 15奥村ゴール成功  21-0
19分 【 日本体育大学 】 トライ10PG成功 21-3
20分 【 帝京大学 】 13 ニコラス・マクカラン → 23 松山千大
23分 【 帝京大学 】 トライ ゴール前スクラムを押し込み スクラムトライ8奥井 15奥村ゴール成功 28-3 
32分 【 帝京大学 】 トライ ゴール前ラインアウトからモールを押し込み2江良トライ 15奥村ゴール成功 35-3
35分 【 帝京大学 】 トライ 敵陣ゴール前でFWがボールを繋ぎ最後は3細木が抜け出しトライ 15奥村ゴール成功 42-3 
37分 【 帝京大学 】 トライ 自陣から連続攻撃でボールを繋ぎ最後は15奥村のトライ 15奥村ゴール成功 49-3
39分 【 帝京大学 】 23 松山千大 → 21 杉原駿
40分 【 帝京大学 】 トライ 中盤ターンオーバーから15奥村→9土永→10高本と繋ぎ最後は8奥井トライ 15奥村ゴール成功 56-3
前半終了:帝京大学 56-3 日本体育大学

後半
6分 【 帝京大学 】 3 細木康太郎 → 18 西野拓真
10分 【 帝京大学 】 トライ キックカウンターから21杉原→15奥村→14木村に繋ぎトライ 15奥村ゴール成功 63-3
17分 【 帝京大学 】 トライ 敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込み2江良トライ 15奥村ゴール成功 70-3
19分 【 帝京大学 】 2 江良颯 → 16 小林恵太,1近藤芽吹 → 17 髙井翔太
24分 【 帝京大学 】 8 奥井章仁 → 20 安田司
30分 【 日本体育大学 】 トライトライ 敵陣ゴール前で右展開し最後は23のトライ 10ゴール成功 70-10 
30分 【 帝京大学 】 12 押川淳治 → 22 北村将大
24分 【 帝京大学 】 7 上山黎哉 → 19 江里口真弘
34分 【 帝京大学 】 トライ 敵陣ゴール前ラインアウトからBK展開11人見が抜け出しトライ 15奥村ゴール成功 77-10 
38分 【 帝京大学 】 トライ 敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込み16小林のトライ 15奥村ゴール成功 84-10
39分 【 日本体育大学 】 トライ6空中タックルによるシンビン
42分 【 帝京大学 】 トライ 敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込み16小林のトライ 15奥村ゴール成功 91-10
45分 【 帝京大学 】 トライ 敵陣ゴール前ラインアウトモールから16小林がトライ 15奥村ゴール成功 98-10  
試合終了:帝京大学 98-10 日本体育大学

(試合速報担当:4年 加地王虎 / 3年 金裕平)


《BRIEF REVIEW》
新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれた関東大学対抗戦。この日、待望の開幕となった。開幕戦の相手は日本体育大学。お互い、試合ができることに感謝しながらのキックオフとなった。帝京のキックオフからのファーストプレーで、この日、対抗戦初出場のLO山川が相手のボールキャッチャーにいち早く突き刺さる。「練習通りのプレー」(LO山川)と語るが、これで帝京は落ち着きと勢いを得る。まずは6分、相手ゴール前で得たペナルティでスクラムを選択すると、これを押し切り、先制トライを奪う。その後もゲームは帝京のペースで進む。FWはしっかりと体を当てて前に出て、BKも大きく展開し、走り回る。ゴール前でスクラムやラインアウトを何度も得るが、それらをことごとく得点につなげていく。前半は56-3で折り返した。後半も帝京ペースで進む。10分、途中出場のCTB杉原のカウンターアタックからチャンスを作り、WTB木村がトライ。その後はゴール前でのラインアウトからの得点が多くなる。ラインアウトを確実にキャッチし、モールを押し込み、得点を重ねる。HO江良、No8奥井の1年生コンビが3トライずつ、さらに途中出場のHO小林が3トライを奪う活躍を見せ、帝京が98-10で対抗戦第1戦を勝利で飾った。


《COLUMN》
新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けながらも、なんとか関東大学対抗戦の開催にたどり着くことができました。ご尽力頂きました多くの関係者の方々、そして選手たちの懸命の努力が実った瞬間でした。

帝京は4月にチームを一時「解散」とし、実家にご高齢者がいらっしゃるなど特別な理由で寮に残った一部の部員を除き、ほとんどの部員が実家に帰省することになりました。トレーニングなどは各自、実家で行うことになりましたが、非常事態宣言が発せられた期間はとにかく「Stay Home」で思うようにいかないことも多かったと思います。

非常事態宣言は5月に解除になりますが、今度はどのように再集合し、どのようにチームを再開させればいいのかが問題となりました。このような経験はこれまで誰にもありませんでしたし、とにかく何もかもが「新型」ですから、医学的な情報も諸説紛々。「正解」のない問いに挑まなければなりませんでした。

大木学アスレティックトレーナーも「再集合に際して、学生たちをどう迎え入れるかが最もたいへんでした」と語ります。

「どういう対応が適切なのかが誰にもわからないという状態ですから、私たち以上に、学生や保護者の方々も不安だったと思います。Zoom(オンライン会議アプリ)を使って全員と話し合って、お互い納得した上での再集合となりました。」

分散集合など、一気に「密」な状態にならないように、またそれぞれ2週間ずつずらしていくことで、潜伏期間での感染拡大を防ぐ対応を行いました。

次に問題となったのが、トレーニングやチーム練習の開始です。全国の小中学校でも、学校再開直後の体育の授業でケガが続出しました。長い間「Stay Home」していた体に急激に負荷をかけることは、ケガのリスクを高めます。ケガの予防のため、大木トレーナーは選手たちへの意識づけに力を入れました。

「以前、アメリカのNFL(アメリカンフットボール・リーグ)でストライキがあって、ストライキ開けから4週間で開幕しなければならない年がありました。すると、開幕後の試合で、選手たちのケガが続出したんです。そのデータを学生たちに見せて、休んだ体は急には戻らないことを理解させて、だから無理をしないようにと言いました。」

今後は、ケガをしないためにも選手たちが「集中力」を高められるように指導していきたいと語ります。

「コロナ禍でいろいろと行動に制限がかかることは、学生たちにはストレスになることも多いと思います。それを試合で力を発揮するエネルギーにできるようにサポートしていきたいですね。」

そして、この日、グラウンドにいたすべての人たちの思いを代弁してくれました。

「こうして対抗戦が開幕できたこと、無事に試合ができたことが一番うれしいです。」

このうれしさをシーズンの最後まで続けられるように、スタッフの努力は続きます。

(文・木村俊太、写真・志賀由佳)

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