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2022年度【 1年生 対談 】日隈太陽・村上幸太朗

2022年度【 1年生 対談 】日隈太陽・村上幸太朗

2022/06/25

大分東明高校の同期、日隈太陽選手と村上幸太朗選手。昨年度の全国高校ラグビー大会・大分県予選では激闘の末、引き分けで両校優勝ながら、抽選で花園出場権を得られず、涙を飲んだ。大学進学後はその悔しさをポジティブに捉え、日々、成長のための積み上げを続けている。そんな2人にお互いについて、そして自らの成長について語り合ってもらった。

――お互いについて、紹介してください。

村上 (日隈)太陽は運がいいというか、何かを「持ってる」んですよ。去年の大分大会の決勝でも同点につながるトライを取りましたし、ピンチの時に現れて助けてくれるみたいな。常に起点になるプレーをするので、ラグビー面ではとても頼りになります。人柄は、一見、おとなしいように見えるのですが、仲よくなると、いきなりはっちゃける人です。高校のとき、最初はちょっとおとなしく見えたんですが、仲よくなるにつれて、けっこういじられるようになりました。

日隈 (村上)幸太朗は、高校時代はチームでも一番と言っていいほどの体格の持ち主で、試合でも幸太朗にボールを渡しておけばなんとかしてくれるという感じでした。3年生が少ないチームだったのですが、その中でも彼がチームを引っ張ってくれました。ピンチの時でも何かを起こしてくれる人です。大分大会決勝でもトライを取られそうな場面でジャッカルして逆転されるのを防ぎましたし。大事な場面で活躍してくれるので、とても頼りにしていました。人柄は、めちゃくちゃムードメーカーです。いつもみんなを笑わせてくれて、すごく楽しい人です。「一発ギャグ、やって」と言ったら何でもしてくれる人で、その場の雰囲気をすごくよくしてくれます。

――それは「ここで一発ギャグ、やって」と言わせるための「ふり」ですか?

村上 こうやっていじってくるんですよ。一発ギャグ、やりませんよ(笑)。

――まだ2カ月半くらいですが、例えば高校時代の恩師に自身の成長を伝えるとしたらどう伝えますか?

村上 帝京大学は練習の合間に「三人トーク」でコミュニケーションして、いまやっていた練習について話し合う時間があるのですが、高校のときはほとんどがキャプテン任せだったのに比べて、いまは自分でも積極的に話せるようになってきたと思います。

日隈 僕は、入部前は、帝京大学というトップレベルの選手たちの中で、競争してやっていけるのだろうかと周囲から心配されることもあったのですが、まだまだ下のチームいるとはいえ、ここまで頑張ってやれているというのは、高校の先生たちにも伝えられますね。

自身の成長をしっかり言語化できる2人。今後も着実に成長してくれるに違いない。

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