帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

■相馬朋和監督

「新型コロナの影響でこの2年間中止となっていた大会が、3年ぶりに開催できましたことに、関東協会ならびに大会の開催にご尽力くださった関係者の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。昨日と今日のみの活動ではありましたが、学生たちからはたくさんの笑顔があふれていました。旧知の仲間との再会を喜ぶ姿、そして、質の高いプレーを繰り返してくれる彼らの姿に、私も感動の2日間を過ごさせていただきました。
私は昨日のミーティングで15分ほどしゃべったくらいで、ほとんど何もしていませんが、彼らの練習ぶりを見たら、『本当に初めて集まったチームなの？』と思うくらい、完成されていました。チーム内でのリーダーシップに関しても、誰かがまとめるという以前に、必要なときに必要な人が一歩前に出て発言しているようでした。
今回が第10回大会で、過去9大会のうち2回が中止となり、これまでの戦績は対抗戦の4勝3敗でした。また、今日の試合に臨むにあたり、岩出（雅之）先生からこの大会の歴史や意義などを伺い、『対抗戦の代表としてのプライドを持って戦ってほしい』という言葉をいただきましたので、ぜひとも勝ちたいと思っていました。勝つことができて、よかったです。
チームのコーチングスタッフについては、最初は春季大会の1位と2位のチームの監督が選抜チームを見るということだったのですが、私も明治大学の神取（裕之）監督もFW出身だったので、神取監督に『早稲田大学の大田尾（竜彦）監督にもお願いしていいですか？』と相談しまして、大田尾監督にBKを見ていただくことになりました。ラグビーのことはお二人にお任せしてしまいまして、私は『全力で取り組みながらも、ラグビーを楽しもう』という話をしました。春に対戦し、対抗戦でも戦うチームの監督さんたちと、こうして一つのチームを率いるというのは、私にとってもとてもすばらしい経験になりました。ありがとうございました。」