帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

FW陣3人に、夏合宿の感想、オフでのリフレッシュ方法、帝京に行こうと思った理由などについて語ってもらった。

矢北　（合宿には取材前日から参加）菅平には初めて来たのですが、涼しくて過ごしやすいですね。
今村　（合宿には6日前から参加）日本一を目指しているだけあって練習はきついですが、それでも頑張れています。
清水　僕も昨日来たのですが、その前に「東京合宿」という、東京に残ったメンバーによる練習がありました。百草グラウンドで合宿並みに丸1日しっかり練習するというものです。そこで一人一人、自分たちがやるべきことを確認してここに来たので、みんな、意識高く臨めています。

――趣味とか、オフの時のリフレッシュ法などはどんなものがある？
今村　僕はサウナですね。しょっちゅう行っているわけではないですが、大学のキャンパスの隣にある「おふろの王様」に、月に1回から2回は行っています。
清水　僕も（今村）玲雄と被ってしまうんですが、サウナです。玲雄と一緒に行ったことはないですが。たぶん、僕の方がよく行っていると思います。週に1回以上は絶対に行っています。午前中の練習が終わって、午後、何もない時などは晩御飯の時間までずっとお風呂に浸かっていたり、マッサージチェアでマッサージをしたり。とてもリラックスします。
矢北　僕は友だちと出かけることと、音楽を聴くことです。オフの日に友だちとよくご飯を食べに行きます。音楽は、最近、小田和正さんの曲をよく聴くようになりました。テレビ番組で「今日もどこかで」という曲を聴いて「いいな」と思って調べたら小田和正さんが歌っていると知って、そこから他の曲も聴くようになりました。

――じゃあ、オフコースの曲なども聴く？
矢北　……？　いえ、知りません。

――3人が帝京に来ようと思った決め手のようなものはあった？
今村　別の大学という選択肢もあったのですが、高校の監督から「そこへ行ったら、すぐにレギュラーになって成長しないから、もっと強いところに行くべきだ」と言われ、それが決め手になりました。なので、きつい練習は覚悟の上です。
清水　いろいろな大学の部活体験会に参加させていただきましたが、正直、最初は帝京にすごく行きたいという感じではありませんでした。レベルが高いので、たいへんかなと思い、僕も別の大学に行くことを考えていました。リーグ戦の4部とか5部の大学を考えていたのですが、玲雄と同じように高校の監督から「そこだったらすぐにレギュラーになれるので成長できない」「体験会に行った大学の中で一番強い帝京はどうだ」と言われました。最後は「覚悟を決めて行ってこい」と言われ、覚悟を決めて入りました。
矢北　僕の高校は工業高校ということもあって、基本的にほとんどの生徒が進学しないで就職するので、僕も就職する気満々で過ごしていました。そんな時、岩出先生に声を掛けていただきました。岩出先生にも「早く就職して親孝行がしたいです」とお伝えしたのですが、その時、岩出先生に「ラグビーを続けて試合に出るようになったら、それも違った形での親孝行になるんじゃないか」とおっしゃっていただき、それが決め手になって、帝京大学に行くことにしました。来てよかったと思っています。」

3人とも強い覚悟を胸に秘めて帝京にやってきた。この思いや覚悟は、今後の成長への大きな原動力となるはずだ。