帝京大学 ラグビー部TEIKYO UNIVERSITY RUGBY FOOTBALL CLUB OFFICIAL SITE

■LO・岡大翔（4年）
「今日の試合は、先発陣が早稲田大学さんにしっかりと圧力をかけ続けていたので、自分が出た時間帯（残り5分あたり）では相手もだいぶ疲れていたと思います。ただ、そういう疲れた状態の相手に対しても集中力を切らすことなく、ミスなく試合を締められるように頑張りました。
出場時間は短かったですが、個人としても強い早稲田大学さん相手に負けずに戦うことができていましたし、プレー自体も悪くはなかったと思います。ただ、気持ちとしてはもう少し長い時間プレーしたかったです。
この合宿、僕だけでなく、チーム全体としてとてもいい練習ができていると思います。前の天理大学さんとの試合はうまくいかなかったことも多かったのですが、今日の試合は練習の成果もある程度は出ていたように思います。
自分は練習や試合をスムーズに進めるための主務の仕事もしているのですが、合宿では普段の練習とは違うことも多々あって、みんなに伝えるべきことが夜遅くになってしまうなどうまくいかないこともありました。それでも、いろいろな人の力を借りながらなんとか頑張っています。
次は明治大学さんとの試合。春はBチームしか試合をしていなくて、実質、今季初対戦になりますが、しっかりといい準備をして迎えたいと思います。」


■WTB・青栁龍之介（3年）
「もともとWTBだったのですが、最近はずっとCTBをやっていました。ただこの合宿では急遽またWTBに戻ることになり、前の天理大学戦に6ヵ月ぶりくらいでWTBとして出場し、今日もWTBでの出場になりました。
今日は最後の数分間の出場でしたが、最後に出る僕たちがいい形で試合を締めることが大事だと思っていたので、点差は開いていましたが、気を抜かずに自分たちのやるべきことをしっかりやるということを意識して入りました。
個人としてはWTBの仕事として自分の強みであるランを活かしてトライを取れればよかったとは思いますが、チームとしてはいい形で終わることができたので、そこはよかったと思います。
ディフェンスに関しては、CTBをやらせてもらっていたおかげですごく視野が広くなり、それがWTBとしてのディフェンスにも活きていると感じています。これまでは集中すると周りが見えなくなってしまうことがあったのですが、今はダミーの選手の動きなどもよく見えるようになってきました。ここは自分でも成長したと感じられる部分です。すごくいい経験をさせてもらえたと思っています。」

（文／木村俊太・写真／志賀由佳）