SPECIAL
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2025/8/17【 SUMMER TRAINING GAME 】vs早稲田大学 マッチレポート
2025/08/22
8月17日(日)・アンダーアーマー菅平サニアパーク メイン
○帝京大学35-17早稲田大学●
《BRIEF REVIEW》
菅平での練習試合。この日の対戦相手は春季交流大会では1点差で敗れた早稲田大学。
開始早々、LO福田(大)の好タックルから帝京が攻めるが、相手の厳しいディフェンスもあり、得点にまでは至らない。その後、攻められる時間帯もあるが、WTB生田のスチールなどで逆にチャンスを作る。
得点が動いたのは17分。ラインアウトから連続攻撃。ラックから、SH武智-SO本橋-WTB吉田(有佑)と渡り、吉田が抜け出し、走り切ってトライ(7-0)。
その後、帝京が攻める場面が増えるが、ゴールラインまでは届かない。お互い、厳しいディフェンスを見せ、一進一退が続く。帝京も接点での攻防では負けておらず、相手の攻撃をしっかりと止め続ける。だが、前半終了間際の42分、ラインアウトから攻められ、トライを許してしまう。このままハーフタイムとなり、前半を7-5で折り返した。
後半も開始直後に帝京がチャンスを作るが、ミスもあり、得点にはならない。その後も攻める帝京。ターンオーバーされても、CTB上田(倭士)のスチールで攻撃権を再獲得する。
追加点のほしい帝京は、10分に思わぬ形で得点を得る。ラインアウトでボールが乱れるが、No.8平野がうまくキャッチ。そのまま抜け出してトライを奪う(14-5)。
ここから帝京が攻め続ける時間帯が続く。16分、WTB福田(正)の好タックルで乱れたボールを確保。SO本橋のキックパスをFL甲斐がキャッチし、さらに連続攻撃。ラックから、SH赤迫-FB吉田(琉)と渡り、吉田が抜け出してトライ(21-5)。
直後の19分には、SO本橋のハイパントキャッチから連続攻撃。FLイリエサがタックルを受けながらも、うまくWTB吉田(有佑)にパス。吉田が抜け出し、大きく前進。つかまるも、サポートしていたCTB上田(倭士)にパスし、上田が走り切ってトライ(28-5)。
その後、攻められる場面もあるが、FLイリエサのスチールなどでしっかりと守る。
30分にはラインアウトからモールを押し切り、HO三浦がトライ(35-5)。
終了間際に2トライを奪われるが、そこでノーサイド。帝京が35-17で勝利した。
《COLUMN》
―― マインドセットで変わるパフォーマンス ――
この日の試合で帝京は、春に1点差で敗れた早稲田大学に35-17で勝利しました。得点差もさることながら、試合内容に関しても各局面でしっかりと戦えていましたし、チーム・ディフェンスでも大きく崩される場面は少なかったように見えました。
日々の練習の賜物であるのはもちろんですが、ここで注目したいのは「マインドセット」です。WTB吉田有佑選手はこんな話をしてくれました。
「朝一番に岩出先生の『朝タックル』のセッションがあるのですが、そこでは最初にラグビーに対する気構え、自分たちはなぜラグビーをやっているのかという肝となる部分、原点から見つめ直すところから始めました。マインドセット一つでここまでパフォーマンスが変わるのかと自分でも実感し、驚いています。」
また大町佳生主将はキックを蹴る際のマインドセットについてこんな話をしてくれました。
「帝京でキッカーを務めていた山口泰輝さん(レッドハリケーンズ大阪)は『最初の3本のゴールキックは絶対に外さないという強い気持ちで蹴る』とおっしゃっていて、僕もその気持ちで蹴るようにしています。」
大町主将はこの日、5本蹴ったゴールキック(コンバージョンキック)をすべて決めました。
ただし、このマインドセットは毎回、意識して行わないとすぐに解けてしまいます。今後もしっかりとやり続けることが、さらなるパフォーマンスの向上につながっていくと思います。
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
○帝京大学35-17早稲田大学●
《BRIEF REVIEW》
菅平での練習試合。この日の対戦相手は春季交流大会では1点差で敗れた早稲田大学。
開始早々、LO福田(大)の好タックルから帝京が攻めるが、相手の厳しいディフェンスもあり、得点にまでは至らない。その後、攻められる時間帯もあるが、WTB生田のスチールなどで逆にチャンスを作る。
得点が動いたのは17分。ラインアウトから連続攻撃。ラックから、SH武智-SO本橋-WTB吉田(有佑)と渡り、吉田が抜け出し、走り切ってトライ(7-0)。
その後、帝京が攻める場面が増えるが、ゴールラインまでは届かない。お互い、厳しいディフェンスを見せ、一進一退が続く。帝京も接点での攻防では負けておらず、相手の攻撃をしっかりと止め続ける。だが、前半終了間際の42分、ラインアウトから攻められ、トライを許してしまう。このままハーフタイムとなり、前半を7-5で折り返した。
後半も開始直後に帝京がチャンスを作るが、ミスもあり、得点にはならない。その後も攻める帝京。ターンオーバーされても、CTB上田(倭士)のスチールで攻撃権を再獲得する。
追加点のほしい帝京は、10分に思わぬ形で得点を得る。ラインアウトでボールが乱れるが、No.8平野がうまくキャッチ。そのまま抜け出してトライを奪う(14-5)。
ここから帝京が攻め続ける時間帯が続く。16分、WTB福田(正)の好タックルで乱れたボールを確保。SO本橋のキックパスをFL甲斐がキャッチし、さらに連続攻撃。ラックから、SH赤迫-FB吉田(琉)と渡り、吉田が抜け出してトライ(21-5)。
直後の19分には、SO本橋のハイパントキャッチから連続攻撃。FLイリエサがタックルを受けながらも、うまくWTB吉田(有佑)にパス。吉田が抜け出し、大きく前進。つかまるも、サポートしていたCTB上田(倭士)にパスし、上田が走り切ってトライ(28-5)。
その後、攻められる場面もあるが、FLイリエサのスチールなどでしっかりと守る。
30分にはラインアウトからモールを押し切り、HO三浦がトライ(35-5)。
終了間際に2トライを奪われるが、そこでノーサイド。帝京が35-17で勝利した。
《COLUMN》
―― マインドセットで変わるパフォーマンス ――
この日の試合で帝京は、春に1点差で敗れた早稲田大学に35-17で勝利しました。得点差もさることながら、試合内容に関しても各局面でしっかりと戦えていましたし、チーム・ディフェンスでも大きく崩される場面は少なかったように見えました。
日々の練習の賜物であるのはもちろんですが、ここで注目したいのは「マインドセット」です。WTB吉田有佑選手はこんな話をしてくれました。
「朝一番に岩出先生の『朝タックル』のセッションがあるのですが、そこでは最初にラグビーに対する気構え、自分たちはなぜラグビーをやっているのかという肝となる部分、原点から見つめ直すところから始めました。マインドセット一つでここまでパフォーマンスが変わるのかと自分でも実感し、驚いています。」
また大町佳生主将はキックを蹴る際のマインドセットについてこんな話をしてくれました。
「帝京でキッカーを務めていた山口泰輝さん(レッドハリケーンズ大阪)は『最初の3本のゴールキックは絶対に外さないという強い気持ちで蹴る』とおっしゃっていて、僕もその気持ちで蹴るようにしています。」
大町主将はこの日、5本蹴ったゴールキック(コンバージョンキック)をすべて決めました。
ただし、このマインドセットは毎回、意識して行わないとすぐに解けてしまいます。今後もしっかりとやり続けることが、さらなるパフォーマンスの向上につながっていくと思います。
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
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