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《POST MATCH INTERVIEW》

■FL甲斐敬心（3年）

自分が試合に入った時には、前半に出た仲間たちが頑張ってくれて、相手の体力を奪ってくれていました。おそらく気持ちの部分でも切れていたところがあったと思うので、僕はその隙をついてしっかりトライするというだけでした。
ベンチでは、いつどんな状況でも僕が出た時にはどういう判断をするかを先にイメージして準備していたので、急に出ることになってもすぐに対応することができました。
2つ目のトライのシーンは、（本橋）尭也がゲームメイクしてくれたので、尭也の動きに合わせて、尭也がイメージした場所に僕が走って、ボールを拾って、あとはボールを置くだけでした。尭也が仕掛けてくれたからこそのトライでしたが、しっかり取り切ることができてよかったです。
大学選手権は初出場でしたが、負けられない戦いが始まっているという緊張感がありました。ロッカー内の緊張感もこれまでとは一段階上がっていたように感じました。その緊張感に負けないように、僕もギアを一つ上げていつもより集中して挑みました。
次の筑波大学さんとの試合は、今日よりもさらにタフな試合になっていくと思います。今日以上によりいい準備をして、気持ちをしっかりと入れていきたいです。対抗戦では敗れていますが、これまで僕たちが準備してきたことを全力でぶつけて、全部出し切ることができればゲーム展開もいい形になっていくと思っています。プライドを持って、フィジカルで圧倒できるように頑張りたいと思います。

（文／木村俊太・写真／和田八束）