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2026/1/2【第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準決勝】早稲田大学 マッチレポート
2026/01/02
第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準決勝 対早稲田大学戦
1月2日(金)・国立競技場
●帝京大学21-31早稲田大学○
《BRIEF REVIEW》
大学選手権準決勝。相手は昨年度の決勝戦で対戦した早稲田大学。開始直後、ペナルティの判定からピンチとなる。5分、ラインアウトから走られ、抜け出されて、トライを奪われてしまう(0-7)。しかし、ここから帝京が反撃を開始。10分、ラインアウトから連続攻撃。ラックから、SH武智-SO本橋-CTB上田(倭士)と渡り、上田が抜け出し、HO梶川へとパス。梶川がそのまま走り切ってトライを返す(7-7)。その後、FL呉山、LOフィシプナ、WTB生田の前進でチャンスを作るも、取り切れない。さらに、ターンオーバーでチャンスとなるが、ここも取り切れない。得点したのは16分。キックカウンターからチャンスを掴む。相手のキックをキャッチしたFB吉田(琉)がWTB日隈へパス。日隈が自陣からランで前進。相手ディフェンスを次々とかわし、そのまま走り切ってトライ(14-7)。試合の流れを掴んだかに見えた帝京だが、このあたりから攻撃時に相手にボールを渡す結果となるキックも増え、チャンを活かせない。さらに、ペナルティの判定も増えてくる。20分、ペナルティの判定からPGを決められ、25分にもペナルティの判定からラインアウト・モールを押し込まれて失点してしまう(14-15)。30分にはノックフォワードしたボールをキックパスでつながれ、トライを許す(14-20)。その後のペナルティの判定が続くピンチでは、堅い守りを見せ、相手の前進を許さないが、38分、ドロップゴールを決められ、14-23で前半を折り返した。後半、なんとか先に得点したい帝京だが、試合はお互いに守り合う展開となる。帝京はピンチでもしっかりと守って失点を防ぐが、チャンスの場面でミスやペナルティの判定をもらい、攻め切れない。さらにペナルティの判定が続き、17分、ラインアウトからモールを押し込まれ、トライを奪われてしまう(14-28)。帝京のペナルティ判定はさらに続き、23分、ペナルティゴールを決められ、14-31と点差を広げられてしまう。それでも帝京は諦めることなく、やるべきことを遂行していく。ピンチの場面も、HO髙矢のスティールで防ぐ。31分、ラインアウトからのボールがやや乱れるも、なんとかキープし、つなぐ。PR森山がタックルを受けるも、倒れずに粘り、FL甲斐がボールをもらって前進。ディフェンスをかわしながら、そのまま走り切ってトライを奪う(21-31)。ここから帝京はさらにチャンスを作って攻めるが、ペナルティの判定やミスもあり、取り切れない。さらにチャンスがあるが、ここも取り切れずにノーサイド。帝京は21-31で敗れ、今シーズンの戦いを終えることとなった。
《COLUMN》
―― 過去の評価は未来が決める ――
帝京は大学選手権準決勝で敗れ、今シーズンの公式戦はここで終了となりました。目指していたものとは異なる結果となり、学生たちもスタッフも今は悔しさとか、「あの時こうしておけば」「あそこでこれとは違った選択をしていれば」といった後悔の気持ちでいっぱいかもしれません。何らかの理不尽さを感じながら、その気持ちのぶつけ先が見つからず、悶々とした気持ちを自身の内に抱え込んでしまっている人もいるかもしれません。「後悔、先に立たず」。今さら悔いたところで過去の結果はもう変わらないのだから、意味がないと考える人もいることでしょう。一方で「過去の事実は変わらないが、過去の評価は変えられる」「過去の評価は未来が決める」という考え方があります。「大学選手権準決勝で敗れた」という事実は変えることはできません。しかし、未来においてすばらしい人生を生きている人が「あの時のあの経験があったからこそ、今がある」と述べる例はそれこそ枚挙にいとまがありません。
未来の自分がこの出来事を見た時、どんな評価、価値づけをするのか。その評価、価値づけは、未来の自分の生き方次第です。今は単なる慰めや気休めに聞こえるかもしれません。しかし、社会に出たら理不尽だと感じることもたくさんあるでしょうし、努力が報われないと感じることも何度もあるでしょう。某刑事ドラマのセリフではありませんが、正しいことをしようとしているのに「正しいことをしたければ偉くなれ」と、組織の論理に絡めとられてしまうこともあるかもしれません。そんなとき、自分の望んだ結果ではなかったとただ悔やむか、この経験を未来に活かそうとするかで、未来そのものも変わってきます。4年生みんな、春先は「公式戦の経験者が少ない学年」などと言われながら、ここまでよく頑張りました。試合結果だけでは見えないものをたくさん得て、成長したと思います。みんなの頑張りはけっして色褪せるものはありませんし、今後の生き方次第で輝くものにすることもできるはずです。
これはもちろんAチームの学生だけの話ではありません。下位チームのみんな、そして総務、分析、学生コーチ、あるいは委員会活動などを通じて裏方としてチームを支えてくれたみんなに当てはまる話です。4年生みんなの今後の人生に幸多かれと願い、心からのエールを送りたいと思います。
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
1月2日(金)・国立競技場
●帝京大学21-31早稲田大学○
《BRIEF REVIEW》
大学選手権準決勝。相手は昨年度の決勝戦で対戦した早稲田大学。開始直後、ペナルティの判定からピンチとなる。5分、ラインアウトから走られ、抜け出されて、トライを奪われてしまう(0-7)。しかし、ここから帝京が反撃を開始。10分、ラインアウトから連続攻撃。ラックから、SH武智-SO本橋-CTB上田(倭士)と渡り、上田が抜け出し、HO梶川へとパス。梶川がそのまま走り切ってトライを返す(7-7)。その後、FL呉山、LOフィシプナ、WTB生田の前進でチャンスを作るも、取り切れない。さらに、ターンオーバーでチャンスとなるが、ここも取り切れない。得点したのは16分。キックカウンターからチャンスを掴む。相手のキックをキャッチしたFB吉田(琉)がWTB日隈へパス。日隈が自陣からランで前進。相手ディフェンスを次々とかわし、そのまま走り切ってトライ(14-7)。試合の流れを掴んだかに見えた帝京だが、このあたりから攻撃時に相手にボールを渡す結果となるキックも増え、チャンを活かせない。さらに、ペナルティの判定も増えてくる。20分、ペナルティの判定からPGを決められ、25分にもペナルティの判定からラインアウト・モールを押し込まれて失点してしまう(14-15)。30分にはノックフォワードしたボールをキックパスでつながれ、トライを許す(14-20)。その後のペナルティの判定が続くピンチでは、堅い守りを見せ、相手の前進を許さないが、38分、ドロップゴールを決められ、14-23で前半を折り返した。後半、なんとか先に得点したい帝京だが、試合はお互いに守り合う展開となる。帝京はピンチでもしっかりと守って失点を防ぐが、チャンスの場面でミスやペナルティの判定をもらい、攻め切れない。さらにペナルティの判定が続き、17分、ラインアウトからモールを押し込まれ、トライを奪われてしまう(14-28)。帝京のペナルティ判定はさらに続き、23分、ペナルティゴールを決められ、14-31と点差を広げられてしまう。それでも帝京は諦めることなく、やるべきことを遂行していく。ピンチの場面も、HO髙矢のスティールで防ぐ。31分、ラインアウトからのボールがやや乱れるも、なんとかキープし、つなぐ。PR森山がタックルを受けるも、倒れずに粘り、FL甲斐がボールをもらって前進。ディフェンスをかわしながら、そのまま走り切ってトライを奪う(21-31)。ここから帝京はさらにチャンスを作って攻めるが、ペナルティの判定やミスもあり、取り切れない。さらにチャンスがあるが、ここも取り切れずにノーサイド。帝京は21-31で敗れ、今シーズンの戦いを終えることとなった。
《COLUMN》
―― 過去の評価は未来が決める ――
帝京は大学選手権準決勝で敗れ、今シーズンの公式戦はここで終了となりました。目指していたものとは異なる結果となり、学生たちもスタッフも今は悔しさとか、「あの時こうしておけば」「あそこでこれとは違った選択をしていれば」といった後悔の気持ちでいっぱいかもしれません。何らかの理不尽さを感じながら、その気持ちのぶつけ先が見つからず、悶々とした気持ちを自身の内に抱え込んでしまっている人もいるかもしれません。「後悔、先に立たず」。今さら悔いたところで過去の結果はもう変わらないのだから、意味がないと考える人もいることでしょう。一方で「過去の事実は変わらないが、過去の評価は変えられる」「過去の評価は未来が決める」という考え方があります。「大学選手権準決勝で敗れた」という事実は変えることはできません。しかし、未来においてすばらしい人生を生きている人が「あの時のあの経験があったからこそ、今がある」と述べる例はそれこそ枚挙にいとまがありません。
未来の自分がこの出来事を見た時、どんな評価、価値づけをするのか。その評価、価値づけは、未来の自分の生き方次第です。今は単なる慰めや気休めに聞こえるかもしれません。しかし、社会に出たら理不尽だと感じることもたくさんあるでしょうし、努力が報われないと感じることも何度もあるでしょう。某刑事ドラマのセリフではありませんが、正しいことをしようとしているのに「正しいことをしたければ偉くなれ」と、組織の論理に絡めとられてしまうこともあるかもしれません。そんなとき、自分の望んだ結果ではなかったとただ悔やむか、この経験を未来に活かそうとするかで、未来そのものも変わってきます。4年生みんな、春先は「公式戦の経験者が少ない学年」などと言われながら、ここまでよく頑張りました。試合結果だけでは見えないものをたくさん得て、成長したと思います。みんなの頑張りはけっして色褪せるものはありませんし、今後の生き方次第で輝くものにすることもできるはずです。
これはもちろんAチームの学生だけの話ではありません。下位チームのみんな、そして総務、分析、学生コーチ、あるいは委員会活動などを通じて裏方としてチームを支えてくれたみんなに当てはまる話です。4年生みんなの今後の人生に幸多かれと願い、心からのエールを送りたいと思います。
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)
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